7節 遊牧民族
総論
- 第1 総論
- 中央アジアは、乾燥気候で、状況対応力が弱い。周辺の文明国の影響を受けて、人間は状況対応力養成し、民族、国家が発生した。草原で牧畜を発生させた。特徴的なことは、戦争状況対応力から古代・中世に繁栄した(古代・中世の遊牧民族の繁栄)。
中央アジアは開放地形である。多民族が混在し状況対応型は個人対立争い型である。
自然要因…気候・地形・地質
- 第1 気候…乾燥→草原・砂漠
- 中央アジアは乾燥して草原、砂漠が多い(山脈に囲まれ湿った空気が入らない→雨×・雪×、山に降雨降雪→山が水源)。気候は苛酷である。そのため人間は十分に状況対応力養成できなかった。メソポタミア、中国などの古代文明国の影響を受けて状況対応力を養成した。草原が牧畜に適し牧畜(遊牧)が盛んである。
- 第2 地形…開放地形
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- 中央アジア…開放地形→個人対立争い型
- 中央アジアはアジア大陸の中央で開放地形である。人間は個人対立争い型になった。
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- 西アジア…個人対立争い型→宗教状況対応型(イスラム教)
- 遊牧は中央アジアから、西アジアに広まった。西アジアはイスラム教が流布し取り入れ宗教状況対応型になった。
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人間要因…状況対応型・状況対応力
状況対応型
- 第1 中央アジア…個人対立争い型
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- 個人対立争い型
- 開放地形で多民族が混在し個人対立争い型である。親族状況対応である(部族単位の生活)。
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- 第2 西アジア…宗教状況対応型(イスラム教)
- 中近東の影響の強いトルコはイスラム教を信仰する(遊牧民族の宗教)。
状況対応力
- 第1 状況対応力養成しない←乾燥気候
- 乾燥気候から状況対応力養成しない。人口も増加しない。苛酷な気候での遊牧は十分な食料が得られない。家族・部族で食料の均等分配がされる(平等)。
- 第2 対立争い状況対応←自然・動物と対立争い状況対応
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- 自然と対立争う
- 過酷な自然と対立争う。苛酷な気候と対立争う(乾燥、寒冷、温度差)。
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- 動物と対立争う
- 動物と対立争う。動物を殺す。
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個人対立争い型の宗教
- 第1 天体信仰・宇宙神信仰←自然豊かでない
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- 天体信仰・宇宙神信仰←自然豊かでない
- 自然が豊かでないから天体信仰、宇宙神信仰である。
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- 自然神信仰×←自然が豊かでない
- 自然が豊かでないから自然神信仰はない。
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- 人間神(開祖神)信仰×←人間同士無関係←移動性から関係設定×
- 移動性から関係設定ができにくい。人間同士が無関係だから、先祖神信仰、民族開祖神信仰、国家設定神信仰はない(先祖神信仰×→先祖にまつわる出来事の記憶なし・祖先・曾祖父の観念なし、国家設定神信仰×→神話×)。
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本来人間同士無関係←移動性
- 第1 本来人間同士無関係←移動性
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- 本来人間同士無関係←移動性
- 移動性から本来人間同士無関係である(⇔異なる状況対応だから無関係)。
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- 姓なし←本来人間同士無関係
- 本来人間同士無関係だから姓がない。名前だけである(「○○の子の○○」、遊牧民族だったユダヤ人も古くは姓がなかった)。
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- 世襲×・地位上下×・他人重視×
- 本来人間同士無関係だから、世襲がない、地位上下弱い、他人重視がない(敬語が少ない、老人を尊ばない)、父兄が亡くなると子弟がその妻をめとる。
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- 地位上下×→イスラム教の平等
- 地位上下が弱いことがイスラム教の平等になった。
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- 第2 関係設定できにくい←本来人間同士無関係
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- 関係設定できにくい←本来人間同士無関係
- 本来人間同士無関係から、親族状況対応、民族状況対応、国家状況対応関係が設定ができにくい(離合集散がある)。
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- 家族状況対応だけ
- 家族状況対応だけとなる。
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- 親族状況対応関係設定できにくい
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- 親族状況対応関係設定できにくい
- 親族状況対応が設定できにくい。
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- 民族状況対応・国家状況対応よりは関係設定しやすい←血縁
- 移動性から地縁がなく血縁だけしかないから、民族状況対応・国家状況対応よりは関係設定しやすい。
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- 民族状況対応関係設定できにくい
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- 民族状況対応関係設定できにくい
- 民族状況対応(大規模集団状況対応)関係設定ができにくい(モンゴルが初めて遊牧民族を統一)。
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- 当事者が状況対応合意で関係設定…対等集団・非永続民族状況対応
- 当事者が民族状況対応を合意する(対等民族集団、非永続民族状況対応、親族状況対応連合体、基本状況対応は会議決定〈論争+多数決〉→クルド会議)。強者支配民族状況対応より終了(崩壊)しやすい。
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- 強者(長)が民族状況対応関係設定…強者支配・非永続民族状況対応
- 強者(長)が民族状況対応関係を設定する(強者支配民族集団、非永続民族状況対応)。
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- 国家状況対応関係設定できにくい
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- 国家状況対応関係設定できにくい
- 国家状況対応(大規模集団状況対応)関係設定ができにくい(モンゴル帝国が初めて遊牧民族を統一)。
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- 当事者が状況対応合意で関係設定…対等集団・非永続国家状況対応
- 当事者が国家状況対応を合意する(対等国家集団、非永続国家状況対応、親族状況対応連合体、基本状況対応は会議決定〈論争+多数決〉→クルド会議)。強者支配国家状況対応より終了(滅亡)しやすい(匈奴帝国、突厥帝国は内部終了〈崩壊〉、モンゴル帝国も内部終了〈崩壊〉の要素)。
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- 強者(長)が国家状況対応関係設定…強者支配・非国家民族状況対応
- 強者(長)が国家状況対応関係を設定する(強者支配国家、非永続国家状況対応)。
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- 親族状況対応関係設定(例外)←定住(遊牧→都市で取引業・流通業)
- 遊牧民族が定住すると(都市で取引業・流通業開始)、親族状況対応関係が設定される(血縁関係で関係設定しやすい、親族・部族、血統重視、結婚で親族閥設定)。
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- 第3 イスラム教が関係設定←関係設定できにくい
- 関係設定できにくいがイスラム教が関係設定した。個人状況対応同士関係(結婚、取引、生産役務)、親族状況対応関係、民族状況対応関係、国家状況対応関係を設定した。
- 第4 イスラム教の遊牧民族
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- 個人状況対応・対立争い状況対応・強者支配←移動性
- イスラム教の遊牧民族は移動性から、個人状況対応、対立争い状況対応、強者支配が強い。
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- 家族状況対応・親族状況対応
- イスラム教の遊牧民族は移動性から家族状況対応が強い(一体状況対応→家族と構成員が区別されない→パレスチナ解放機構アッバース議長は「マーゼンのお父さん」)。親族状況対応が強い。
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生産役務要因…生産役務状況対応
- 第1 牧畜段階で停止←状況対応力養成しない
- 状況対応力養成しないから牧畜の段階で停止している。
- 第2 牧畜(遊牧)←騎馬民族
- 馬を操ることで牧畜(遊牧)が開始された(遊牧民族=騎馬民族)。
- 第3 国家同士流通業(貿易)←移動性
- 牧畜は移動性を有し、陸運に適する。国家同士流通業(貿易)も強い(隊商)。古代・中世は、イスラム・モンゴルが国家同士流通業(貿易)で栄えた。
- 第4 農業×・工業×←移動性
- 移動性のため、定着が前提の農業、工業ができない。
大規模集団要因…民族状況対応
- 第1 移動民族
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- 不動産重視×・動産重視←移動民族
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- 不動産重視×←移動民族
- 移動民族だから不動産を重視しない(土地や建物への執着心が弱い、不動産所有観念×→土地公有意識)。
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- 動産重視←移動民族
- 持ち運びできる動産を重視する(金)。
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- 地理知識重視←移動民族
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- 地理知識重視←移動民族
- 移動民族だから地理知識(牧草地、交通路、安全知識)を重視する。
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- 地理知識は秘密←地理知識重視
- 重要だから秘密にする。
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- 広範な地理知識…ユーラシアを駆け巡る→英雄叙事詩・視野が広い・遠くを見る
- 広範な地理知識をもつ(ユーラシアを駆け巡る→英雄叙事詩・視野が広い・遠くを見る)。
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- 定着×←移動民族
- 移動民族だから定着できない。窮屈だと思う。定着する農耕民族を軽視する。
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- 親族状況対応…血縁←地縁×←移動民族
- 地縁がないから血縁(親族状況対応)だけとなる。
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- 第2 古代・中世…民族対立争い状況対応力養成→国家国土取り込み
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- 古代・中世…民族対立争い状況対応力養成→国家国土取り込み
- 遊牧民族は、古代・中世に民族対立争い状況対応力を養成した(強民族)。
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- 民族対立争い状況対応力養成(強民族)←戦争状況対応力←遊牧技術
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- 民族対立争い状況対応力養成(強民族)←戦争状況対応力←遊牧技術
- 牧畜は、遊牧で移動性を有する。馬を操り、弓矢をもちいる。それがそのまま戦争状況対応(軍事)技術に応用できる。
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- 農耕牧畜段階→遊牧民族優位
- 農耕牧畜の段階では民族対立争い状況対応力を養成した(強民族、平原には強いが海山には弱い→元寇失敗・韓国侵略戦争のとき江華島に渡れず、多数馬〈1兵数馬〉の海運×、馬は神経質→船に弱い・鉄砲音に弱い)。
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- 工業段階→工業民族・工業国優位
- ただ工業の段階に入ると工業国の武器に圧倒され民族対立争い状況対応力は低下した(遊牧民族は工業×)。
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- 民族生産役務状況対応力養成(富民族)←国家同士流通業(莫大利益)←移動性
- 移動性から国家同士流通業(貿易)をした。莫大な利益をあげ民族生産役務状況対応力を養成した(富民族)。
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- 国家国土取り込み←民族対立争い状況対応力養成
- 民族状況対応力養成で国家国土を取り込みした(中国、インド、ロシア、モンゴル、トルコ、イスラム)。
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- 各地に軍隊基地設定→国家集約・都市建設
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- 各地に軍隊基地設定
- 遊牧民族は移動性を有するから各地に軍隊(戦争集団状況対応)基地を設定する。
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- 各地に軍隊基地設定→国家集約・帝国支配
- 各地に軍隊基地を設定し国家集約、国家国土取り込みする(植民都市)。
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- 農村を強者支配・遊牧放棄・強者支配専念
- 農耕地では農村を強者支配する。遊牧民族は遊牧できず強者支配に専念する。
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- 軍隊都市建設→農耕業・工業・取引業・流通業
- 軍隊駐留のため軍隊都市を建設する(城郭都市)。農耕地に都市を建設する。遊牧地・砂漠ではオアシスに都市を建設する。都市で工業、取引業・流通業、農耕業(オアシス都市)がおきる(職人・流通業者・農民移住)。
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- 第3 集団状況対応(部族同士)
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- 集団状況対応(部族同士)…諸部族の連合体・ウルス(所領)の集合
- 集団状況対応(部族同士)である(諸部族の連合体、ウルス〈所領〉の集合)。
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- 合議・選挙・地位上下×
- 合議となる(ジルガ=国民会議、クリルタイ=帝国会議、国家長選挙→遊牧民の君主は選挙制)。地位上下はない(命令系統×、横並び、帰属順)。
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大規模集団要因…国家状況対応
- 第1 国家集約
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- 国家集約△←民族対立争い状況対応力養成・民族生産役務状況対応力養成×
- 民族対立争い状況対応力養成からの国家集約だからもろい(工業化のない戦争状況対応だけの国家集約)。
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- 国家集約する・国家集約させないで対立争う…離合集散
- 国家は国家集約する、小国家は国家集約させないで対立争う(離合集散、分裂、内紛、政争)。
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- 若民族構成員が民族移動し小国家設定し参加…植民小国家参加・草原植民
- 若民族構成員が民族移動し小国家を設定し参加する(モンゴル帝国、モンゴル草原から別のオアシスに移動し小国家つくる、植民)。
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- 第2 移動国家←移動性
- 移動性から国家長も移動する(モンゴル帝国)。首都も移動する(遷都)。
時代…国別歴史・民族別歴史・地域別歴史
- 第1 アーリア人(印欧語族)
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- カスピ海北岸で馬飼育開始
- アーリア人(印欧語族)は、紀元前20世紀ころカスピ海北岸で、初めて馬を飼育した。馬で戦争状況対応力をもった(馬が牽引する戦車)。
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- インド・ヨーロッパに国家国土取り込み民族移動
- アーリア人は、インド、ヨーロッパに国家国土取り込み民族移動し定着した(インド人・ぺルシァ人、ヨーロッパは数度にわたり→イタリア人・ケルト人・ゲルマン人・スラブ人)。ヒッタイトが製鉄を発明し古代活躍した。
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- 第2 スキタイ→中央アジアに遊牧広まる
- スキタイは、紀元前8世紀ころクリミアで、騎馬(乗馬)を発明し、遊牧を開始した。農耕民族も共存する。遊牧民族が国家国土取り込み(侵入)したのか、農耕民族から遊牧民族が分化したのか不明である。
そののち遊牧は草原の中央アジアに広まった。
- 第3 モンゴル・トルコ・キタイ(ウラルアルタイ語族)
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- ウラルアルタイ語族…中央アジアを遊牧
- ウラルアルタイ語族が中央アジアで遊牧した。
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- 中国周辺…匈奴・鮮卑・突厥・ウイグル・契丹
- 中国周辺で、匈奴(フン人、漢を一時国家国土取り込み)、鮮卑(トルコ人)、突厥(トルコ)、ウイグル(唐を一時国家国土取り込み)、契丹(遼)がおきた。
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- ウィグル
- ウイグルは、国家同士流通業(貿易)で栄えた。
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- 契丹(遼)
- 契丹(遼)はモンゴルを国家国土取り込みし西遼を国家設定した。
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- 国家国土取り込み
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- 中国・ロシア・トルコ国家国土取り込み
- ウラルアルタイ語族一部が中国、ロシア、トルコを取り込んだ。
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- 満州・朝鮮・日本国家国土取り込みはかる
- 満州、朝鮮、日本を国家国土取り込もうとした。
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- 第4 アフガニスタン
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- 地形…開放地形
- 中央アジアで開放地形である(北にロシア、東に中国、南にインド・パキスタン、西にイラン)。高山と砂漠がある。
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- 多民族国家←開放地形
- 開放地形で多民族が混在する多民族国家である。
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- 宗教状況対応型…イスラム教
- イスラム教を信仰する。
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- 生産役務要因…生産役務状況対応
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- 牧畜段階で停止
- 牧畜の段階で停止している。状況対応力が弱いからである。
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- 第5 アルメニア
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- 最初に国家宗教状況対応した国家
- 最初に国家宗教状況対応した国家である(最初のキリスト教国)。
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- 兵士・流通業
- 兵士、流通業である(他国の雇用兵)。
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- 移動民族
- アルメニア人は自ら世界に進出し移動民族となった(東ローマ帝国終了〈崩壊〉で世界に進出→流通業・工業で同一民族で提携状況対応)。ユダヤ民族と異なり国家を失ってはいない。
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時代…各国が国家国土取り込み・強国支配
- 第1 各国が国家国土取り込み・強国支配
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- 各国が国家国土取り込み・強国支配
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- 各国が国家国土取り込み・強国支配
- 古くから各国が国家国土取り込み・強国支配した。
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- アケメネス朝ペルシャ・バクトリア王国(ギリシャ)・アッバース朝・モンゴル帝国
- アケメネス朝ペルシャ、バクトリア王国(ギリシャ)、アッバース朝、モンゴル帝国がある。
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- ティムール朝・サファピー朝・ムガール帝国・オスマン帝国
- ティムール朝、サファピー朝、ムガール帝国、オスマン帝国がある。
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- アフガニスタン王国
- 1919アフガニスタン王国が設定された。
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- タリバン強国支配
- 1996イスラム原理主義タリバンが強国支配した。2001アメリカ同時多発テロ犯行グループをかくまったとして米軍の攻撃を受け強者支配終了。
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- アフガニスタン国
- 2004アフガニスタン国が設定された。
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5節2 トルコ
総論
- 第1 総論
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- 突厥(トルコ)が国家設定
- 中央アジアの遊牧民族突厥(トルコ)がアナトリア半島を国家国土取り込み民族移動定着し国家を設定した。
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自然要因…気候・地形・地質
- 第1 気候
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- エーゲ海・地中海・黒海沿岸…温暖
- エーゲ海、地中海、黒海沿岸は温暖である。
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- 内陸部…寒暖の差が激しい
- 大陸性気候で寒暖の差が激しい。
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- 第2 地形…開放地形
- ヨーロッパ大陸とアジア大陸に接続するアナトリア半島だから開放地形である。
人間要因…状況対応型・状況対応力
状況対応型
- 第1 宗教状況対応型…イスラム教
- トルコはイスラム教を信仰する(遊牧民族の宗教)。
状況対応力
- 第1 状況対応力養成しない←イスラム教
- イスラム教(神が決定した状況対応・神がしないと決定した状況対応が多い→状況対応制御)で状況対応力養成しなくなった。
生産役務要因…生産役務状況対応
- 第1 工業段階で停止←状況対応力養成しない
- 状況対応力養成しないから農耕、工業の段階で停止している。
大規模集団要因…民族状況対応
- 第1 多民族国家
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- 多民族国家
- 開放地形からクルド人、ラズ人、ギリシャ人、アルメニア人、ヘムシン人、ザザ人、カガウズ人などの多民族が居住する地にトルコ人が移動して多民族国家となった。
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- 宗教状況対応型
- 多民族国家で個人対立争い型となり、イスラム教取り入れ宗教状況対応型になった。個人対立争い型の要素は残る(親族重視→部族)。
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- 民族対立争い弱←同一イスラム教
- サウジアラビアで発生したイスラム教を取り入れた。多民族国家だが同一宗教から民族対立が弱かった。
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- 多文化←イスラム教
- イスラム教がイスラム文化をつくった。多民族の文化を集積し多文化となった。
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大規模集団要因…国家状況対応
- 第1 トルコ人が国家設定
- 中央アジアの遊牧民族突厥(トルコ)がアナトリア半島を国家国土取り込み民族移動定着し国家を設定した。
- 第2 トルコ帝国…セルジュークトルコ・オスマントルコ
- セルジュークトルコ、オスマントルコのトルコ帝国を設定した(8章国家国土取り込み)。
- 第3 国家状況対応力養成×←状況対応力低下(イスラム教)
- 状況対応力低下(イスラム教)から国家状況対応力か養成されない。
- 第4 国家対立・民族対立
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- 親日←難破船救助
- トルコは日本で難破した使節船「エルトゥールル号を紀伊住民が救助したことから親日である。
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- 第5 アルメニア人大量殺害(虐殺)…第1次大戦
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- アルメニア人大量殺害(虐殺)…第1次大戦
- オスマントルコ国家国土取り込みのもとでロシアがアルメニアと提携状況対応しようとしたので(ギリシャ正教同士)オスマントルコはアルメニア人を民族移動させたがアルメニア人が殺害された(兵士不足で使ったクルド人が殺害・家財道具取り込み)。
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- トルコは正しい対立争いとする
- トルコはロシアがアルメニアと提携状況対応しようとしたのだから民族移動させたのは正しいとする。
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- ローマ法王は悪い対立争いとする
- ローマ法王はトルコと対立争う理由とする(親アルメニア←最初に国家宗教状況対応した国家、反トルコ←旧約聖書のノアの箱船が流れ着いたアララト山はトルコ国土になっている)。
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- 米独は悪い対立争いとする
- アメリカ、ドイツはアルメニア人殺害は悪い対立争いとする。トルコは反論する(アメリカ外交委員会がトルコのアルメニア人大量殺害〈虐殺〉非難決議→トルコは否定→大使引き上げ・イラク戦争基地提供撤回意向表明、2016ドイツ国会がジェノサイドと決議→ジェノサイドはナチスドイツのホローコースでできた状況対応基準でそれ以前は適用できない・ドイツも自己が取り込みしたアフリカナミビアヘレロ族殺害で同じ反論している)。
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- 英仏は正しい対立争いとする
- 英仏はアルメニア人殺害をオスマントルコ構成国取り込みが正しい理由とした。
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