18節 個人対立争い型・集団状況対応型宗教
重視…崇拝
- 第1 重視(高評価)…崇拝
- 当初は素朴な重視(高評価)である(崇拝)。
- 第2 自然重視・宇宙重視・先祖重視
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- 自然重視・宇宙重視・先祖重視←人間を生存・況対応させる・成果を与える
- 人間を存在させてくれる、人間に状況対応させてくれる、人間に成果を与える宇宙、自然、先祖を重視する。
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- 宇宙重視
- 宇宙重視がある(宇宙と共同で状況対応)。人間や自然を存在させ、人間に状況対応させてくれ、人間に成果を与える宇宙空間を重視する。
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- 自然重視
- 自然重視がある(自然と共同で状況対応)。人間に状況対応させてくれ、生命や食料を与えてくれる自然(太陽・土地・雨等)を重視する。
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- 先祖重視
- 先祖重視がある。人間を存在させ、状況対応させてくれ、人間に成果を与える先祖を重視する。
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- 第3 感覚状況把握を重視
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- 美・清・新・若重視(崇拝)←感覚状況把握
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- 美・清・新・若重視(崇拝)←感覚状況把握
- 感覚状況把握から美しいもの、清いもの、新しいもの、若いものを重視する。
美を好む。清を好む。新しいものを好む。若いものを好む。美崇拝、清崇拝、新崇拝、若崇拝がある。
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- 清重視…日本の禊(みそぎ)・祓(はらい)
- 清重視として、日本の禊(みそぎ)、祓(はらい)がある。
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- 恐ろしいもの・巨大なもの・珍しいもの重視(崇拝)
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- 恐ろしいもの・巨大なもの・珍しいもの重視(崇拝)
- 感覚把握で恐ろしいもの、巨大なもの、珍しいものを重視する。
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- 恐ろしいものを重視…雷・日食・月食
- 恐ろしいものを重視する(自然状況→雷・日食・月食、悪いもの)。
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- 巨大なもの重視…巨木・巨石
- 巨大なもの重視する(巨木、巨石)。自然重視、宇宙重視からくるのかもしれない(自然、宇宙は巨大なものが多い)。
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- 珍しいものを重視…珍しい地形・説明のつかない状況
- 珍しいものを重視する(珍しい地形、説明のつかない状況)。
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18節2 証明のない状況解明を信じる
- 第1 証明のない状況解明を信じる…信仰
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- 証明のない状況解明を信じる…信仰
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- 証明のない状況解明を信じる
- 証明のない状況解明を信じることが宗教とされる(信仰)。
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- 誤った状況解明(事実に反する状況解明)を信じる…迷信
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誤った状況解明(事実に反する状況解明)を信じることが多い(迷信)。
〈正しい状況解明で衰退する〉
正しい状況解明で衰退する(科学の発達)。
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- 第2 状況操作するものがあるする…状況操作信仰
- 状況操作するものがあるとする。
霊が状況対応操作するとする…霊信仰
- 第1 個人対立争い型…状況対応制御で状況対応力養成しない
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- 霊信仰…霊が状況操作
- 霊が状況を操作するとする。原始時代は状況解明できないことを、霊の存在を肯定し霊が状況操作するとした。霊は空想のものだから正体不明である。正体不明の不可解なものだから不滅とされやすい。
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- 霊の人格性←状況操作
- 霊が状況操作するから、霊が人格性をもつ。
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- 霊…万物に霊が宿る
- 人間・動物・植物、森・湖、太陽・月・星など全てのものに霊(精霊)が宿る(内在)とする(縄文土器〈日本〉の縄文→精霊をあらわす)。
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- 霊の種類
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- 霊の種類
- 霊には多種類がある(神霊、精霊、霊魂、生霊、死霊、祖霊、妖精、妖怪)。
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- 善霊
- 利益を及ぼすのが善霊、善霊には感謝する(供え物)。
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- 悪霊
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- 悪霊
- 害悪(祟り、天災、人災・戦争〈人間をそそのかす〉、病気、危害)を及ぼすのが悪霊である。
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- 高状況対応力養成者(高貴人)…悪霊
- 高状況対応力養成者〈高貴人〉ほと悪霊になるとする。
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- 朝鮮韓国…死者は悪霊になる
- 朝鮮韓国は死者が悪霊になるとする(忌み嫌われる、死者の持ち物は悪霊が憑いている→全部燃やす・形見はない)。
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- 朝鮮韓国…独身女性は怨霊になる
- 朝鮮韓国は独身女性(〈結婚して子供を産まなければならない)が怨霊になって取り憑くとする(処女鬼神・偉い人に取り憑く→町長・社長は結婚させる)。
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- 悪霊を畏怖する…幽霊
- 悪霊を畏怖する(幽霊=非業死者の霊、墓地は幽霊が多い→山か寺に)。
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- 人間の霊
- 人間の霊は丁重に扱う(葬式は送霊、彼岸は迎霊、戦死者の霊を鎮魂)。
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- 霊の憑依…真似・精巧な製作物・写真
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- 真似をすると霊が移る
- 真似をすると本物の霊が移るとする(演技、悪霊だと危険)。
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- 精巧な製作物に霊が宿る
- 精巧な製作物に霊が宿るとする(仏像、絵、仮面、人形、悪霊だと危険)。
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- 写真撮影は霊が移る
- 写真撮影は霊を吸い取る、写真に霊が移るとする(非業死者の写真は飾らない)。
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- 霊と交流・霊と一体化…巫女・巫者
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- 霊と交流・霊と一体化…巫女・巫者
- 霊との交流、霊と一体化の考えがでる。霊との交流者が尊重される(巫女・巫者〈シャーマン〉。
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- 憑依…霊が巫者の身体に入り込み口を借りて情報流し
- 憑依は霊が巫者の身体に入り込み口を借りて情報流しするとする。
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- 脱魂…巫者の霊が肉体から抜け出て霊界・天界の霊と接触
- 脱魂は巫者の霊が肉体から抜け出て霊界・天界の霊と接触するとする。
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- 巫者の媒介力が衰える…霊を制御できなくなる
- 巫女の媒介力が衰えると霊を制御できなくなるとする。有害と殺されることもある。
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- 悪霊封じ
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- 悪霊封じ
- 悪霊は封じる(鎮霊)。
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- 鎮霊
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- 神にしてまつる…菅原道真の天満宮・大国主命の出雲大社
- 非業死の悪霊(怨霊)を神にしてまつる(菅原道真の天満宮、大国主命の出雲大社〈井沢元彦〉)。
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- ほめたたえる
- ほめたたえる(小説でほめたたえる→非業死者が悪霊にならないようする持ち上げ話〈井沢元彦〉→勝者を悪者にする、立派な称号与える・歌人にまつりあげる〈井沢元彦〉)。
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- 追い払い
- 悪霊を追い払う(銅鑼・爆竹で追い払う〈中国〉)。
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- 入れ墨が悪霊封じ
- 入れ墨が悪霊封じになるとする(日本漁業者→大魚・水鳥の危害払う)。
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魔力が状況対応操作するとする…魔力信仰
- 第1 魔力が状況操作するとする…魔力信仰
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- 魔力…魔力が状況操作
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- 魔力…魔力が状況操作
- 魔力が状況を操作するとする。状況解明できないことを魔力が状況操作しているとした。霊が擬人的だが魔力はそうでない。
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- 予知能力も魔力とみられる…占い・予言
- 予知能力も魔力とみられる(占い・予言)。
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- 魔力は人間に出入りできる…魔女・現代の超能力
- 魔力は人間に出入りできる(魔女)。
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- 状況解明(科学の発達)で衰退(迷信)
- 状況解明(科学の発達)で衰退した(迷信)。
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- 現代の超能力…魔力に似ている
- 現代の超能力も魔力に似ている。
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- 魔力操作…呪術・呪術者
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- 魔力を操る…呪術
- 魔力信仰では、魔力に頼る。魔力を操ることを呪術(魔術、魔法、入墨で魔力取得)とする。
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- 魔力を操る者…呪術者
- 魔力を操る者を呪術者という(魔女←男より女←古代は出産能力のある女のほうが呪術あるとされる、卑弥呼)。
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- 巫者の媒介力が衰える…霊を制御できなくなる
- 呪術者の呪術者力が衰えると魔力を制御できなくなるとする。有害と殺されることもある。
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- 魔力封じ
- 有害な魔力は封じる。魔力封じ用具がでる(装身具)。
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天体が状況対応操作するとする…天体信仰
- 第1 天体が状況操作するとする…天体信仰
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- 天体信仰…天体が状況操作
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- 天体信仰…天体が状況操作
- 天体(太陽・月・星)が状況を操作するとする(日食、月食、星の位置明るさで地上の状況がおきる)。原始時代は状況解明できないことを天体が状況操作するとした。
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- 状況解明(科学の発達)で衰退(迷信)
- 科学思考の発達で衰退した(迷信)。
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- 天体状況操作解明…占星術
- 状況操作解明の占星術がある。
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- 天体…太陽・月・星
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- 天体…太陽・月・星
- 天体は太陽、月、星がある。
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- 砂漠…太陽は暑さと乾燥をもたらす→月信仰
- 砂漠であると暑さと乾燥をもたらす太陽より月が信仰される(イスラム教〈砂漠で発生〉→月信仰?)。
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気が状況対応操作するとする…気信仰
- 第1 気が状況操作するとする…気信仰
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- 気信仰…気が状況を操作する
- 気信仰(中国)がある。気が状況を操作するとする。原始時代は状況解明できないことを気の存在を肯定し気が状況操作するとした。
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- 気…凝縮して物質になる・物質に生命運命
- 気は凝縮して物質になるとする。気は物質に生命をもたらし運命をもたらすとする。
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- 膨張する気・収縮する気…陰陽説
- 膨張する気、収縮する気があるとする(陰陽説、吉日・凶日)。
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- 気が集まるところがあるとする…風水
- 気が集まるところがあるとする(風水)。
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- 気の操作状況(原理)…理・理気学
- 気の操作状況(原理)を理、気の操作状況解明を理気学とする。
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- 人間は気を集めることができるとする
- 人間は気を集めることができるとする。
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- 気が状況対応基準を制定する
- 気が状況対応基準(規範)を制定するとする(仁・義・礼・智・信)。
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- 状況解明(科学の発達)で衰退(迷信)
- 科学思考の発達で衰退した(迷信)。
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- 第2 朝鮮韓国…土地気脈論
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- 朝鮮韓国…土地気脈論
- 朝鮮韓国には土地気脈論がある。
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- 国土を身体とする…中国にお辞儀する老人・白頭山を頭頂とする虎
- 国土を身体とする。中国にお辞儀する老人、白頭山を頭頂とする虎とする。
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- 李氏朝鮮…人の死体が土地に埋められると人の魄(気)が土地に染みこむ→永遠
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- 李氏朝鮮…人の死体が土地に埋められると人の魄(気)が土地に染みこむ→永遠
- 人の死体が土地に埋められると人の魄(気)が土地に染み永遠になるとした。
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- 死者の魂も永遠←霊信仰
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- 死者の魂も永遠←霊信仰
- 霊信仰の影響で死者の魂も永遠とした。
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- 父親の死霊は息子がきちんと遇しないと危害を加える
- 父親の死霊は息子がきちんと遇しないと危害を加えるとした。
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- 死者の息子は墓の横に小屋を建て2年間暮らす
- 死者の息子は墓の横に小屋を建て2年間暮らした。
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- 親族も無限←死者の魂も永遠
- 死者の魂も永遠としたから親族も無限となった(中国は4代が親族)。
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- 土地に気脈が流れる…白頭山を源に発する気運が山脈に沿って全国に広がる
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- 土地に気脈が流れる…白頭山を源に発する気運が山脈に沿って全国に広がる
- 土地に気脈が流れるとする。白頭山を源に発する気運が山脈に沿って全国に広がるとする。
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- 土地に朝鮮人の血が流れる
- 土地に朝鮮人の血が流れるとする。独島(竹島)は胆嚢、岩石を砕けば朝鮮人の血が流れるとする。
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- 中国(比較)…気は長い期間を経て消滅→朱子学理気二元論
- 人の生命は魂と魄で死後もある期間は生気を維持し長い期間を経て消滅するとする(朱子学理気二元論)。
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言葉が状況対応操作するとする
- 第1 言葉が状況操作するとする
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- 言葉が状況操作するとする
- 言葉が状況操作するとする(言葉にしたらそのとおりの状況となる、悪い言葉をしたら悪い状況になる、不吉な言葉をしたら不吉がおきる→病気・災害・死、敗戦を口にすると「おまえみたいな奴がいるから負けるんだ」、歌は天地を動かす、言霊〈霊が言葉に宿る←霊信仰〉)。
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生命は永遠であるとする…永遠生命信仰
- 第1 生命は永遠であるとする…永遠生命信仰
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- 永遠生命信仰
- 永遠の生命を信じる信仰がある(死後の問題を語る)。素朴な長生き志向からくる。
感覚状況把握(直接把握・ありのまま把握)から否定されることもある(死んだら無)。
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- 人間霊永遠信仰
- 人間霊永遠信仰がある。人間は死んでも霊で残るとする(霊魂不滅=霊信仰、招魂再生=儒教、墓=霊の生還所、盆=先祖霊の一時帰還)。
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- 再生信仰
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- 再生信仰
- 再生信仰がある(エジプト、太陽は毎日再生)。素朴な生まれ変わり志向に合致する。再生信仰は、キリスト教の復活、ヒンドゥー教の輪廻の基礎となった。
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- 再生先の世界…現実世界・別世界
- 再生先の世界は、現実世界と別世界がある。
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- 裁判…審判
- 再生できるか裁判があるとするものもある。キリスト教・イスラム教の審判の基礎となった。
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- 不死信仰
- 不死信仰(中国の仙人信仰、不老長寿=仙人=道教、古墳=地下生活)がある。
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別世界があるとする…別世界信仰
- 第1 別世界があるとする…別世界信仰
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- 別世界があるとする…別世界信仰
- 別世界の存在を信じる別世界信仰がある。
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- 別世界信仰←再生信仰
- 再生信仰から派生したものである。
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- 別世界…死後世界・地下世界・理想世界(天国)・最悪世界(地獄)
- 別世界にはいろいろなものがある(死後世界、地下世界、理想世界…天国、最悪世界…地獄、日本〈高天原・葦原中国・黄泉の国〉)。
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- 最悪世界(地獄)→イスラム教などの地獄
- 最悪世界はイスラム教などの地獄の基礎となった。
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世界が再生するとする…世界再生信仰
- 第1 世界が再生するとする…世界再生信仰
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- 世界が再生するとする…世界再生信仰…現実世界が革新・別世界に再生
- 人間だけでなく世界も再生するとする信仰がある。世界が死滅し再生するとする(現実世界が革新、別世界に再生)。
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- 世界再生信仰←王朝・帝国の滅亡・興隆
- 王朝・帝国の滅亡・興隆(国家状況対応の終了〈滅亡〉・設定)からきたものと思われる。
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- 世界再生信仰→ユダヤ教キリスト教の終末論・仏教の末法思想
- ユダヤ教、キリスト教の終末論、仏教の末法思想の基礎となった。
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18節3 神信仰
- 第1 神信仰←重視+霊・天体信仰
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- 神(状況操作し重視すべきもの)←重視+霊・天体が状況操作
- 重視と霊信仰・天体信仰(霊・天体が状況操作)から、状況操作する重視すべきものが存在するとする。神が存在するとする。
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- 人格性
- 神は人格性がある(人間味、働きかければ応えてくれる、慈悲深い)。
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- 人間と交流
- 人間と交流する(神の活性化→御輿・鈴・生贄、神を喜ばせる〈神を招き接待する〉→祭・神楽、神と会話→祝詞〈のりと〉)。
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- 第2 神…人間を存在させる・状況対応させる・成果与えるもの
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- 神…人間を存在させる・状況対応させる・成果与えるもの
- 状況操作し、人間を存在させ、人間に状況対応させ、成果を与えてくれるものを神とする。
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- 宇宙神・自然神・先祖神
- 宇宙・自然・人間(開祖)が、宇宙神、自然神、先祖神となる。
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- 第3 自然神
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- 自然神(山・川・動物・植物)←自然と一体状況対応←集団状況対応型
- 集団状況対応型は自然と一体状況対応から自然を神とする(山・川・動物・植物)。
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- 自然神(太陽・土地・雨等)←人間に生命食料を与える
- 人間に生命や食料を与えてくれる自然(太陽・土地・雨等)を神とした(ギリシャ神話の自然神)。
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- 自然神(土地・水)←農耕民族
- 農耕民族は自然(土地・水)に頼るから自然を神とする(地神・水神)。
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- 自然豊か→自然神信仰→多神教
- 自然が豊かだと自然神信仰となりやすい。多数の自然神の多神教となりやすい。
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- 第4 宇宙神
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- 宇宙神←宇宙と一体状況対応
- 宇宙と一体で状況対応から、宇宙空間を神とする(宇宙神…天・地・太陽・月・星)。人間や自然を存在させる宇宙空間を、感謝重視し神とした(遊牧民族の天信仰)。
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- 自然貧困→宇宙神信仰→一神教
- 自然が豊かでないと宇宙神信仰となりやすい(砂漠、荒地、草原、遊牧民族)。一神教となりやすい(宗教状況対応型の宗教に転化?)。
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- 人間神も宇宙から
- 宇宙と一体状況対応では、人間神も天からおりてくると捉える(降下神)。
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- 第5 人間神(状況対応設定神)
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- 人間神(状況対応設定神)←親族状況対応・民族状況対応・国家状況対応
- 人間神(状況対応設定神・開祖神)は、人間が親族状況対応、民族状況対応、国家状況対応をするようになってから発生した(縄文人×、弥生人○)。
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- 先祖神←親族状況対応
- 親族状況対応設定者を神とした(先祖神)。
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- 民族神←民族状況対応
- 民族状況対応設定者を神とした(神話、始祖神話)。
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- 国家設定神←国家状況対応
- 国家状況対応設定者を神とした(神から王に)。その子孫を神とする(エジプトの神、日本の天皇)。
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- 第6 混合神…自然神・宇宙神・人間神の混合
- 自然神、宇宙神、人間神の混合神がある(原人ブルージャが世界作る〈インド〉…人間神+自然神、イミール巨人が世界作る〈北欧〉…人間神+自然神、神と神が国生み〈日本〉…人間神+自然神)。
- 第7 何でも神…状況操作し重視すべきもの
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- 何でも神…状況操作し重視すべきもの
- そのほか状況操作し重視すべきものは何でも神となりうる。
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- 自然状況神←畏怖重視
- 畏怖重視の対象となる自然状況(雷〈神鳴〉・風等)を神とする。
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- 英雄神←英雄重視
- 民族・国家の英雄を重視の対象として神とする。
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- 女性神・農耕地神←産出重視
- 子を産み子孫を作る女性を産出重視の対象として神とする(神と人間を媒介できるともする→神と意志疎通・神の子を産む)。農産物を産出する農耕地を産出重視の対象として神とする(地母神)。
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- 帰化神←帰化民族重視
- 文化(娯楽状況対応)、生産役務対応方法手法(ノウハウ・営業秘密・技術)、固定国家状況対応(国家体制・制度・政策)をもたらす先進帰化民族を重視の対象として神とする(帰化神、渡来神)。
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- 霊神←霊重視
- 霊も重視の対象となるものは神となる。
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- 珍重物神←珍重物重視
- 珍重物を神とする(古樹〈常緑樹〉、巨木、巨石、山、孤島)。神が訪れる(降りる)、宿るとする。
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- 悪神←畏怖重視
- 悪いものも畏怖重視の対象になれば神とする。悪神はユダヤ教・キリスト教・イスラム教の悪魔の基礎となった。
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- 動物神←動物重視(集団状況対応型)
- 動物重視(集団状況対応が人間と動物植物の間に拡大、3章本来状況対応の拡大)から動物を神とする(猫神、猪神、狐神)。
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- 第8 存続はかる神・成果与える神・制裁する神
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- 人間に成果与える…成果賦与神
- 神が成果を与えるとする(成果賦与神)。
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- 人間の存続をはかる…守護神
- 神が人間の存続をはかるとする(守護神、先祖神は子孫を見守り助ける)。
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- 人間を制裁する…制裁神
- 神が人間が悪いことをすれば制裁を加えるとする(制裁神、神の怒り)。
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- 第9 神は成果を与える…成果賦与神
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- 神は成果を与える…成果賦与神
- 宇宙神、自然神、人間神は人間に成果を与えてくれる(成果賦与神)。自然神は人間に生命や食料を与えてくれる。宇宙神は宇宙空間に自然や人間を存在させてくれる。人間神は人間に生命を与えてくれたり、社会や国家を与えてくれる。
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- 人間は成果取得できる…救済論(現実・他力・集団)
- 神は人間に成果を与えてくれるから、人間は成果取得できる(救済論)。人間は状況対応しなくても成果取得できる(他力救済)。集団状況対応から集団が成果取得できる(集団救済論)。他力救済・現実救済として神道の招福除災がある。
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- 状況対応する←自然作動状況受入×・神操作状況受入×
- 自然作動状況受入・神操作状況受入(状況対応しない)でないから、状況対応する。
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- 現実世界めざす・精神世界めざさない←状況対応する
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- 現実世界めざす←状況対応する
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- 現実世界めざす←状況対応する
- 状況対応するから現実世界をめざす。人間は死んでも現実世界と関係をもちたいと希望する。現実世界に生き残ろうとする考えもでる(仙人)。霊として現実世界(現世)に残る考えがでる。
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- 戦争時…現実世界めざさない
- たまの戦時に現実世界めざさないことがある(世捨て人)。
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- 精神世界めざさない←状況対応する
- 状況対応するから精神世界をめざさない。
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- 人間は状況操作できる
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- 人間は状況操作できる
- 人間は状況対応し成果取得しているから人間は状況操作もできるとする。
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- 人間強←人間は状況操作できる
- 人間は状況操作できる強い存在とする。
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- 人間状況固定・変動←人間は状況操作できる
- 人間状況は人間が状況操作で固定・変動できるとする。
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- 戦争時
- たまの戦時は戦争に翻弄される。そのため人間は弱く、世の中は変動し人間の手では改革できないとすることもある(諸行無常)。
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- 状況対応力…向上
- 状況対応する。また神の決定状況対応、神関係設定がないから状況対応を制御しない。状況対応力を向上させている。
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- 第10 神話・偶像・神社・司祭者
- 宗教状況対応型の宗教の、教典・偶像・教会・司祭者の排除はない。神話・偶像(人間神・自然神)・神社(社)・宮司を容認する。自然物だと大事にされる(自然重視→神社の森)。
- 第11 集団状況対応型の神…生産役務状況対応する
- 集団状況対応型の神は集団状況対応型の本来状況対応である生産役務状況対応する(日本の八百万の神はそれぞれ仕事をもっている)。
18節4 儒教…中国
- 第1 儒教…集団状況対応関係設定
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- 儒教…集団状況対応関係設定
- 儒教は集団状況対応関係設定である(儒の本来の意味は祈祷・葬送・儀礼・祭詞)。
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- 宗教
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- 宗教←重視
- 集団状況対応重視から宗教ともいえる。
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- 証明のない状況解明を信じる(信仰)ではない
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- 証明のない状況解明を信じる(信仰)ではない
- 証明のない状況解明を信じる(信仰)はない。
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- 孔子は鬼神を語らず、世俗迷信は語らない、超越的なことを語らない
- 孔子は鬼神を語らず、世俗迷信は語らない、超越的なことを語らない。
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- 孔子は死後の世界や天国地獄を語らない
- 孔子は死後の世界や天国地獄を語らない。
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- 神信仰でもない
- 神信仰でもない。
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- 第2 春秋時代…孔子→古代の集団状況対応型を理想とした
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- 春秋時代…孔子→古代の集団状況対応型を理想とした
- 春秋時代の孔子が古代(周以前)の集団状況対応型(多民族混在前)を理想とした。
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- 孔子
- 孔子は自国魯国司法大臣となったが地位取り合う(権力闘争)に敗退し状況対応力養成集団を設定した(学校)。古典文献を整理し古代の集団状況対応型を知り理想とした。
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- 徳・仁
- 徳、仁をかかげる(徳・仁の定義は不明確、集団状況対応優先・個人状況対応優先×・他人状況対応分担・成果分配・他人の存続はかる?)。
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- 論語…集団状況対応型を述べたもの
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- 論語…集団状況対応型を述べたもの
- 論語は集団状況対応型を述べたものである(格言集)。
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- 「べき論」ばかりで実践法に乏しい
- 「べき論」ばかりで実践法に乏しいとされる。
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- 第3 変容…個人対立争い型となり集団状況対応関係設定
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- 変容…個人対立争い型となり集団状況対応関係設定
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- 変容…個人対立争い型となり集団状況対応関係設定
- 状況対応型が個人対立争い型となり孔子の理想を変容させ集団状況対応関係設定とした
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- 孔子と儒教は別のもの
- 石平は孔子の古代の集団状況対応理想と儒教は別のものとする(孔子を利用・孔子を聖人と持ち上げる、説得力がないので伝統的権威をもちだす)。
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- 孟子・荀子…国家長は集団状況対応型の国家状況対応するべきとする
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- 孟子・荀子…国家長は集団状況対応型の国家状況対応するべきとする
- 戦国時代の孟子、荀子が孔子の理想から国家長は集団状況対応型の国家状況対応をするべきとした。
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- 孟子…性善説・王道政治⇔覇道政治
- 孟子は性善説・王道政治とした(⇔覇道政治)。
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- 荀子…性悪説・万民の悪抑制し善に導くのが君主の努め
- 荀子は性悪説・万民の悪抑制し善に導くのが君主の努めとした。
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- 前漢…集団状況対応関係設定→儒教儒学者発生・五経作成
- 前漢に集団状況対応関係設定をかかげた(董仲舒)。儒教、儒学者が発生した。五経を作成した(詩経、書経、礼経、易経、春秋)。
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- 南宋…朱子・朱子学→四書作成
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- 強国国家国土取り込み・強国支配させない・民族状況対応関係設定(正統民族)
- 強国国家国土取り込みさせない、強国支配させない、民族状況対応関係設定(正統民族)をかかげた(後述)。
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- 古代(夏・殷・周)の集団状況対応(小国家同士)を理想とした
- 古代(夏・殷・周)の集団状況対応(小国家同士)を理想とした(後述)。
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- 南宋…朱子・朱子学→四書作成
- 南宋に朱子が四書作成した(論語、孟子、大学、中庸)。
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- 第4 朱子・朱子学…南宋時代以降の儒教
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- 天命思想取り入れ
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- 天命思想天信仰…天操作状況受入+天決定状況対応
- 天命思想を取り入れた(天操作状況受入+天決定状況対応)を取り入れた。
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- 天操作状況受入…操作状況(原理)→理気二元論
- 天操作状況受入を取り入れた(天操作状況→原理、理気二元論→証明のない状況解明)。
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- 天決定状況対応…正しい状況対応(正義)
- 天決定状況対応を受け入れた。正しい状況対応(正義)の要素がある(善〈正義〉を状況対応し〈善性を発揮、徳を高める〉地位をえるとする〈状況対応度で地位も高まる→最高位が支配者〉)。人間が自然・動植物より優位とする。
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- 強国国家国土取り込みさせない・強国支配させない・民族状況対応関係設定(正統民族)
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- 宋に遊牧民族国家国土取り込み強国支配
- 宋に遊牧民族が国家国土取り込み強国支配した。
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- 強国国家国土取り込み・強国支配させない(衛正斥邪・主体思想)
- 強国国家国土取り込み、強国支配させないことを取り入れた(衛正斥邪、北朝鮮主体思想)。
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- 民族状況対応関係設定…正統民族
- 多民族国家だから採用されなかった民族状況対応関係を設定した(正統民族〈中国設定民族の血統〉)。
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- 理気二元論(正統民族)
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- 理気二元論
- 理気二元論を取り入れた。
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- 理…全状況を操作
- 理は全状況を操作する。
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- 気…自然・万物を生み出し構成し運動
- 気は自然・万物を生み出し構成し運動するとする(気の運動量が大きいと陽・小さいと陰→陰陽説)。
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- 人間…理と気で構成
- 人間も理と気で構成されているとする(理→人間の精神、気→肉体を形成、気→気質の性、理→本然の性、気質の性から離れて本然の性に近づく、性は心が静かな状態→性が動く→情・欲→悪をする→愚昧になる・国が乱れる→理の状況操作〈原理〉を受け入れる・気を絶つ→聖人君子となる→家庭も国も治まる〈斉家・治国・平天下〉)。
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- 理気二元論(正統民族)
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- 理気二元論
- 理気二元論を取り入れた。
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- 理…全状況を操作
- 理は全状況を操作する。
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- 気…自然・万物を生み出し構成し運動
- 気は自然・万物を生み出し構成し運動するとする(気の運動量が大きいと陽・小さいと陰→陰陽説)。
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- 人間…理と気で構成
- 人間も理と気で構成されているとする(理→人間の精神、気→肉体を形成、気→気質の性、理→本然の性、気質の性から離れて本然の性に近づく、性は心が静かな状態→性が動く→情・欲→悪をする→愚昧になる・国が乱れる→理の状況操作〈原理〉を受け入れる・気を絶つ→聖人君子となる→家庭も国も治まる〈斉家・治国・平天下〉)。
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- 古代(夏・殷・周)の集団状況対応(小国家同士)を理想とした…尚古・復古
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- 古代(夏・殷・周)の集団状況対応(小国家同士)を理想とした…尚古・復古
- 古代(夏・殷・周)の集団状況対応(小国家同士)を理想とした(尚古・復古、夏・殷・周王朝は輝かしい)。
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- 周の集団状況対応(小国同士・封建体制)→理想・回帰めざす(周初古代聖王〈尭・舜〉の道)
- 周の集団状況対応(小国同士・封建体制)を理想とし回帰めざす(周初古代聖王〈尭・舜〉の道)。
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- 中国人は黄帝(中国古代伝説上の帝王・古代緒王朝諸侯は黄帝より出た)の子孫
- 中国人は黄帝(中国古代伝説上の帝王・古代緒王朝諸侯は黄帝より出た)の子孫とする。
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- 道統論…儒教の正しい教えは受け継がれている(祖法・師承)
- 道統論は儒教の正しい教えは尭→舜→禹→殷の湯王→周の文王・武王→周公→孔子→孟子の筋で受け継がれているとする(祖法・師承)。
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- 昔はよかった
- 昔はよかったとする。
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- 古代人が言ったことを引用すれば免責される
- 古代人が言ったことを引用すれば免責されるとする。
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- 思索創作は無益・真似る・稽古
- 思索創作は無益、真似る、稽古するとする。
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- 自分の経験より先人の経験に学ぶとする
- 自分の経験より先人の経験に学ぶとする。
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- 歴史は鑑(かがみ)とする
- 歴史は鑑(かがみ)とする。
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- 第5 集団状況対応関係設定←集団状況対応が非本来状況対応
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- 集団状況対応関係設定←集団状況対応が非本来状況対応
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- 集団状況対応関係設定←集団状況対応が非本来状況対応
- 集団状況対応は非本来状況対応だから関係設定する(中国にないものを強調する)。
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- 家族状況対応関係設定・親族状況対応関係設定←非本来状況対応
- 家族状況対応、親族状況対応は非本来状況対応だから関係設定する。血縁関係から関係設定しやすい。
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- 国家状況対応関係設定←非本来状況対応
- 国家状況対応が非本来状況対応だから、国家状況対応関係設定する。
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- 民族状況対応関係設定×←多民族国家
- 民族状況対応(大規模集団状況対応)も非本来状況対応だが、多民族国家だから民族状況対応関係設定は採用されなかった。
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- 強者支配の家族状況対応関係設定←強者支配が本来状況対応
- 強者支配が本来状況対応であるから強者支配の家族状況対応関係設定である。
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- 強者支配の親族状況対応関係設定←強者支配が本来状況対応
- 強者支配が本来状況対応であるから強者支配の親族状況対応関係設定である。
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- 強者支配の国家状況対応関係設定←強者支配が本来状況対応
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- 強者支配の国家状況対応関係設定←強者支配が本来状況対応
- 強者支配が本来状況対応であるから強者支配の国家状況対応関係設定である。
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- 地位上下・国家長重視状況対応(礼儀)←強者支配
- 強者支配から地位上下、国家長重視状況対応(礼儀)を取り入れた(礼教化→形式主義)。
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- 国家が小国家を強者支配←強者支配の国家状況対応関係設定
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- 国家が小国家を強者支配←強者支配の国家状況対応関係設定
- 強者支配の国家状況対応関係設定から国家が小国家を強者支配する(中央集権)。
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- 国家が小国家を強者支配の用語…律令制度
- 律令制度がある。国家が小国家を試験官僚(科挙官僚)で強者支配する(隋・唐)。
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- 強民族支配の民族同士関係設定←強民族支配が本来状況対応
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- 強民族支配の民族同士関係設定←強民族支配が本来状況対応
- 強者民族配が本来状況対応であるから強民族支配の民族同士関係設定である。
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- 強民族支配の個民族国同士関係設定・集団状況対応関係設定(民族同士)
- 強民族支配の個民族同士関係設定(民族同士)、集団状況対応関係設定(民族同士)である(6章関係設定)。
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- 強国支配の国家同士関係設定←強国支配が本来状況対応
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- 強国支配の国家同士関係設定←強国支配が本来状況対応
- 強者国配が本来状況対応であるから強国支配の国家同士関係設定である。
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- 強国支配の個国同士関係設定・集団状況対応関係設定(国家同士)
- 強国支配の個国同士関係設定(国家同士)、集団状況対応関係設定(国家同士)である(8章関係設定)。
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- 国家長が国家状況対応関係存続はかるため儒教取り入れ
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- 国家長が国家状況対応関係存続はかるため儒教取り入れ
- 国家長が国家状況対応関係存続はかるため儒教を取り入れた。
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- 強者支配(国家集約後)時代の宗教…漢・明・清
- 強者支配(国家集約後)時代の宗教である(漢、明、清、漢武帝→儒教以外は存続させない・諸子百家×)。元(モンゴル支配)、共産中国以外は取り入れた。
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- 強者支配(国家集約前)…状況対応基準制定で小国家状況対応関係存続はかる(法家思想)
- 強者支配(国家集約前)は状況対応基準制定で小国家関係存続をはかった。戦国時代の秦である(法家思想)。
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- 国家集約の対立争い状況対応のとき…儒教×
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- 国家集約の対立争い状況対応のとき…儒教×
- 国家集約の対立争い状況対応のときは儒教は取り入れられない。
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- 三国時代・晋・五胡十六国時代・南北朝…現実逃避→清談・竹林の賢人
- 三国時代・晋・五胡十六国時代・南北朝がある。儒学者は何もできなかった(現実逃避、「清談」を楽しみ芸術と放蕩に興じる、「竹林の賢人」)。
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- 第6 国家長が情報強者支配で関係設定
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- 国家長が情報強者支配で関係設定
- 国家長が情報強者支配で関係設定した。
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- 官僚対象←情報強者支配徹底×←中国は国土広・人口多・民族数多
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- 官僚対象←情報強者支配徹底×←中国は国土広・人口多・民族数多
- 国家長の情報強者支配が弱いから(国土広い・人口も多い・民族数も多い)、官僚対象となった(北京人、国民は道教)。
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- 科挙の科目(公用学問・政治学)←官僚対象
- 科挙の試験科目とし官僚に徹底した(忠・義・孝、公用学問、政治学)。
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- 第7 通用しない
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- 古代の国家状況対応関係設定…個人対立争い型の発生前(周以前)
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- 古代の国家状況対応関係設定…個人対立争い型の発生前(周以前)
- 古代(周以前)の個人対立争い型の発生前の国家状況対応関係設定である
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- 個人対立争い型開始後は通用しない…春秋戦国時代以降
- 個人対立争い型が開始のちは通用しない(春秋・戦国時代以降)。
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- 理想化…国民党・共産党・軍閥対立争い時代
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- 理想化…国民党・共産党・軍閥対立争い時代
- 儒教は国民党・共産党・軍閥の対立争い時代に理想化された。
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- 古代(夏・殷・周)の国家状況対応を理想とした
- 古代(夏・殷・周)の集団状況対応(小国家同士)を理想とした(新史学→真実の歴史解明)。
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- 通用しない…原始古代へ回帰・死人が生人を支配・中国は生きた化石・ホルマリン胎児・ミイラ
- 通用しない(原始古代へ回帰・死人が生人を支配・野蛮への回帰・中国は生きた化石〈マルクス〉・ホルマリンに保存された胎児〈フランスフーゴー〉・シルクに包まれ象形文字に描かれ防腐用の香料に塗られたミイラ〈ドイツヘルダー〉)。
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- 第8 絶対化×←情報強者支配が徹底×←中国は国土広・人口多・民族数多
- 中国は国土が広く人口も多い。民族数も多い。国家長の情報強者支配も徹底しない。儒教は絶対化されていない。
朝鮮韓国
- 第1 朝鮮韓国…李氏朝鮮が取り入れ
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- 李氏朝鮮が取り入れ
- 李氏朝鮮が中国から儒教(朱子学)を取り入れた(国家状況対応関係設定+天信仰+民族状況対応関係設定)を取り入れた(占師多←天信仰)。
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- 第2 絶対化←情報強者支配強←国土狭い・人口少ない・民族数少ない
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- 絶対化←情報強者支配強←国土狭い・人口少ない・民族数少ない
- 国家長の情報強者支配が強く(国土狭い・人口少ない・民族数少ない)儒教を絶対化した。
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- 国家状況対応関係設定絶対化…強者支配の国家状況対応
- 国家状況対応関係設定を絶対化した。個人対立争い型だから強者支配の国家状況対応である。
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- 家族状況対応関係設定・親族状況対応関係設定も絶対化…年齢地位上下・血縁絶対化
- 本来状況対応である家族状況対応関係設定、親族状況対応関係設定を絶対化した(年齢地位上下、血縁絶対化、全国民が信奉、両班・父老)。
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- 民族状況対応関係設定も絶対化…正統民族(中国設定民族)→衛正斥邪
- 民族状況対応関係設定も絶対化した。異民族国家国土取り込み強者支配させない(衛正斥邪)。
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- 儒教…道徳という
- 儒教を道徳という。
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日本
- 第1 日本…根付かず
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- 根付かず←強者支配の要素
- 儒教は強者支配の集団状況対応関係設定から日本には根付かなかった(儒教に冷淡)。
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- 律令制度も不要になる
- 大和政権で取り入れた律令制度(国家が小国家を試験官僚で強者支配、中央集権)も不要になった。
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- 儒教は僧の学問(中国状況対応)にすぎない
- 儒教は僧の学問(中国状況対応〉にすぎなかった。
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- 第2 徳川家康が強者支配国家状況対応関係設定の儒教取り入れ←戦国時代
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- 戦国時代…国家集約の例外対立争い
- 戦国時代は国家集約(小国家→集団状況対応〈小国家同士〉)の例外対立争いがおきた。
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- 対立争いさせない→強者支配国家状況対応関係設定の儒教取り入れ
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- 対立争いさせない→強者支配国家状況対応関係設定の儒教取り入れ
- 対立争いさせないため強者支配国家状況対応関係設定の儒教を取り入れた。
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- 徳川家康
- 徳川家康が儒教を取り入れた(林羅山登用→法令制定・外交文書起案・典礼の調査整備→武家諸法度制定、君臣・父子の別、上下秩序、大義名分が都合よい)。
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- 徳川綱吉…忠孝奨励・孝子表彰・湯島聖堂の学問所
- 徳川綱吉も取り入れた(忠孝奨励・孝子表彰・湯島聖堂の学問所)。
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- 松平定信…武士に儒学の朱子学以外の学問禁止
- 松平定信f武士に儒学の朱子学以外の学問を禁止した。
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- 儒学者が国家状況対応(政治)参加…新井白石・室鳩巣・山崎闇斉・伊藤仁斉・林順庵
- 儒学者が国家状況対応(政治)参加した(新井白石・室鳩巣・山崎闇斉・伊藤仁斉・林順庵)。
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- 松平定信…武士に儒学の朱子学以外の学問禁止
- 藩も儒教を取り入れた(藩校設定)。
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- 第3 武士の学問にすぎない←武士の学問として取り入れ
- 江戸幕府・諸藩が武士の学問として取り入れた。武士の学問に過ぎない(儒学)。国民の学問ではない。
- 第4 学問として残る←武士が明治国家長・官僚
- 武士が明治国家の国家長、官僚となったから学問として残った(漢文)。
18節5 天命思想…中国
- 第1 天命思想…天体信仰+強者支配・国家国土取り込み・世界国家設定
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- 天命思想…天体信仰+強者支配・国家国土取り込み・世界国家設定
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- 天命思想…天体信仰+強者支配・国家国土取り込み・世界国家設定
- 天命思想は天体信仰と強者支配、国家国土取り込み、世界国家設定が合体したものである。
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- 天体信仰+強者支配・国家国土取り込み・世界国家設定を正しいとする
- 強者支配、国家国土取り込み、世界国家設定を正しいとする(正当化)。
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- 中国の宗教…たびたび中国国家長となった遊牧民族の宗教
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- 中国の宗教…たびたび中国国家長となった遊牧民族の宗教
- 天信仰はたびたび中国国家長となった遊牧民族の宗教である。
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- 秦で発生
- 秦で発生した宗教である。
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- 第2 天体信仰
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- 天がすべての状況操作
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- 天がすべての状況操作
- 天(太陽・月・星)がすべての状況(自然状況・人間状況)を操作するとする。
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- 天の下に天下(世界)・天が天下を支配
- 天が宇宙の森羅万象を支配する、天の下に天下〈世界〉がある、天が天下を支配するとする。
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- 天操作状況対応受入
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- 天操作状況対応受入→没法子
- 天が操作する状況を人間が受け入れるだけ)である(天操作状況受入→没法子)。
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- 人格要素…天帝(天上の最高神)
- 人格要素がある(天帝〈天上の最高神〉)。
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- 唐…彗星は大乱の兆し
- 唐では彗星は大乱の兆しとした。
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- 天決定状況対応型の要素
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- 天決定状況対応型の要素…天が決定した状況対応を天子(国家長)がする
- 天決定状況対応の要素もある(天が決定した状況対応を天子〈国家長〉がする、皇帝は天の代理者、皇帝権力天綬説)。
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- 天が状況対応管理…土地・門・厠・竈の神が人間を監視して天帝に注進→天帝が制裁
- 天が状況対応管理する(土地・門・厠・竈の神が人間を監視して天帝に注進、天帝が制裁)。
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- 天の状況操作解明…易・占い
- 天の状況操作(天の原理)を解明する(確認に苦労→易・占い、失敗し初めて反したと確認→天は我に味方せず)。
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- 第3 天子(国家長)地位取得…天子(国家長)地位取得を正しいとする
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- 天が天子(国家長)を任免←天が人間状況(社会現象)操作
- 天が人間状況(社会現象)操作から天が天子(国家長)を任免する。
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- 天が天子(国家長)を任命(天命)
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- 天が天子(国家長)を任命…天子(天帝の子)
- 天が天子(国家長)を任命する(天子…天帝の子)。
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- 旧天子(国家長)が徳を失ったため新たに徳をもった者を天が天子(国家長)に任命…天命
- 旧天子(国家長)が徳を失ったため新たに徳をもった者を天が天子(国家長)に任命する(天命)。
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- 天が天子(国家長)を免職
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- 天が天子(国家長)を免職…天の支持を失うと失脚
- 天が天子(国家長)を免職する(天の支持を失うと失脚、天が天子〈国家長〉を廃する)。
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- 天子(国家長)が徳を失うと免職
- 天子(国家長)が得を失うと免職する。
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- 人災・戦争…天子(国家長)が徳を失ったからおきた
- 人災・戦争も天子(国家長)が徳を失ったからおきたとする。
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- 天災地変・他民族が国家国土取り込み(侵入)…天の天子(国家長)に対する怒り
- 天災地変・他民族が国家国土取り込み〈侵入〉は天の天子(国家長)に対する怒りとする。
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- 天子(国家長)の地位取得正(正当化)←天が天子(国家長)を任命
- 天が天子(国家長)を任命すると天子(国家長)の地位取得を正しいとする(正当化)。
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- 儒教の要素…天が徳のある者を天子(国家長)に任命
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- 儒教の要素…天が徳のある者を天子(国家長)に任命
- 天は徳のある者を天子(国家長)に任命する。儒教(徳)の要素が入る。
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- 用語…聖人支配・有徳者支配・有徳賢人支配・徳治・文治・王道
- 聖人支配、有徳者支配、有徳賢人支配、徳治、文治、王道がある。
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- 儒教の要素…天子(国家長)も徳のある者を官僚に任命
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- 儒教の要素…天子(国家長)も徳のある者を官僚に任命
- 天子(国家長)も徳のある者をが官僚に任命する。儒教の要素が入る。
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- 清廉潔白で親孝行の好青年を任命
- 清廉潔白で親孝行の好青年を任命する。
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- 用語…賢帝清官信仰
- 賢帝清官信仰がある。
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- 朱子学の要素…徳治主義→格物・到知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下
- 朱子学の要素が入る(徳治主義→格物・到知・誠意・正心・修身・斉家・治国・平天下)。
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- 第4 強者支配
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- 天子(国家長)が強者支配←天から任命された天子(国家長)が状況支配←天が状況を操作
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- 天子(国家長)が強者支配←天から任命された天子(国家長)が状況支配←天が状況を操作
- 天がすべての状況(自然状況・人間状況)を操作するから天から任命された天子(国家長)がすべての状況を支配する(天子〈国家長〉が天下を支配)。天子(国家長)が強者支配する。
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- 天下…天帝の子である天子(国家長)が天命を受けて唯一の統治者となる
- 天下は天帝の子である天子(国家長)が天命を受けて唯一の統治者となる。
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- 天子(国家長)…中国皇帝
- 天子(国家長)は中国皇帝とする(毛沢東は皇帝として振る舞い、習近平も皇帝として振る舞おうとしている)。
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- 天子(国家長)の強者支配正←天が天子(国家長)を任命
- 天が天子(国家長)を任命したから天子(国家長)の強者支配を正しいとする(皇帝の政治権力を正当化)。
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- 第5 天子(国家長)が国家国土取り込み…天から任命された天子(国家長)が天下支配
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- 天子(国家長)が国家国土取り込み…天から任命された天子(国家長)が天下支配
- 天から任命された天子(国家長)が天下支配するから天子(国家長)が国家国土取り込みする。
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- 国家国土取り込み正←天が天子(国家長)を任命
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- 国家国土取り込み正←天が天子(国家長)を任命
- 天が天子(国家長)を任命したから天子(国家長)の国家国土取り込みを正しいとする(国家国土取り込みを正当化)。
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- 中国…中国が世界を所有するから国家国土リ込みではない
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- 中国…中国が世界を所有するから国家国土リ込みではない
- 中国が世界を所有するから国家国土リ込みではないとする。
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- 天下は中国のものだから侵略しようがないとする…中国は世界で唯一侵略戦争したことがない
- 天下は中国のものだから侵略しようがないとする(中国は世界で唯一侵略戦争したことがない)。
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- 国家国土取り込み・併合正
- 国家国土取り込み、併合を正しいとする。
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- 国家国土取り込み・強国支配正…すべてが中国の構成国・国は諸子・諸侯への分国
- 国家国土取り込み、強国支配を正しいとする(すべてが中国の構成国、国は諸子・諸侯への分国、夷国は中国に朝貢)。
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- 国家国土取り込み戦争正…野蛮民族国家懲罰戦争
- 国家国土取り込み戦争を野蛮民族国家懲罰戦争とする(8章戦争)。
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- 国家国土取り込み正←周辺民族の状況対応力養成
- 周辺民族の状況対応力養成するから国家国土を正しいとする。
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- 儒教の要素…徳のある者が国家国土取り込み
- 徳のある者が国家国土取り込みするとする。儒教(徳)の要素も入る(徳で支配・朝貢に倍返し)。
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- 第6 天子(国家長)が世界国家設定(天下支配)…天から任命された天子(国家長)が天下支配
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- 天子(国家長)が世界国家設定(天下支配)…天から任命された天子(国家長)が天下支配
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- 天子(国家長)が世界国家設定(天下支配)…天から任命された天子(国家長)が天下支配
- 天から任命された天子(国家長)が天下支配するから天子(国家長)が世界国家を設定(天下支配)するとする。
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- 世界(天下)はあるが国家はないとする
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- 世界(天下)はあるが国家はないとする
- 世界(天下)はあるが国家はないとする(天下は地球上の一地域でもなければ固有の境界線をもつ国でもない、中国は天下であって国家ではない)。
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- 国家概念×・国境概念×・領土概念×←世界(天下)はあるが国家はないとする
- 国家概念がない(清末に国家概念)。国境概念がない。領土概念がない。
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- アヘン戦争後の南京条約で国家概念・国境概念・領土概念→大清国名・国旗制定
- アヘン戦争後の南京条約で国家、国境、国境、領土概念がおきた。大清国の国名、国旗を制定した。
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- 世界(天下)は中国が所有とする…天の代理人皇帝が世界を統治・世界は皇帝の所有
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- 世界(天下)は中国が所有とする…天の代理人皇帝が世界を統治・世界は皇帝の所有
- 世界(天下)は中国の所有とする(世界はすべて天のもの→天の代理人皇帝が世界を統治・世界は皇帝の所有、天下はすべて中国のもの、中国は世界唯一の正統国であり世界の土地・人民は自らのものである、全世界は中国領土、自民族が世界の中心・自民族中心主義)。
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- 周辺民族低状況対応力養成(教化)←周辺民族は低状況対応力養成(野蛮)
- 周辺民族は低状況対応力養成(野蛮)だから状況対応力養成するとする(化外の民を中華文明で教化)。
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- 辺鄙な土地は教化できないため統治下にない
- 辺鄙な土地は教化できないため統治下にないとする。
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- 世界(天下)…アジア(清まで)→全世界(現在)
- 清までの世界(天下)はアジアだけであるが現在は全世界に拡大している。
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- 他国に世界国家設定(天下支配)させない
- 他国に世界国家設定(天下支配)させない(ヨーロッパ共同体に世界統一されては困る、野蛮人が国を建てているのは信じがたい)。
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- 国民も世界国家設定(天下支配)をめざす
- 国民も世界国家設定(天下支配)をめざす(インターネット、中華聖戦、日本征服、アメリカ征服)。
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- 天子(国家長)が世界国家設定(天下支配)正←天が天子(国家長)を任命
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- 天子(国家長)が世界国家設定(天下支配)正←天が天子(国家長)を任命
- 天が天子(国家長)を任命したから天子(国家長)の世界国家設定を正しいとする(天子は世界のすべての地域を支配に治める存在、天下のものすべて帝王の領土でないものはなく国の果てまで帝王の家来でないものはない、世界〈天下〉は中国が支配すべき、全世界は天子が治めるべきもの、天下一国主義、国家から天下へ)。
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- アジア諸国は中国の軍門に下って「覇王」として仰がなければならない
- アジア諸国は中国の軍門に下って「覇王」として仰がなければならないとする。
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- 欧米は天下から国家へ後退
- 欧米は天下から国家へ後退したとする。
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- 第7 天命思想用語
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- 中華秩序・華夷秩序・中華思想…国家国土取り込み・世界国家設定正
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- 中華秩序・華夷秩序・中華思想…国家国土取り込み・世界国家設定正
- 中華秩序、華夷秩序、中華思想は中国天子(国家長)の国家国土取り込み、世界国家を設定を正しいとする用語である。
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- 中華思想…中国の自国高評価(二重の意味)
- 中華思想は中国の自国高評価の用語でもある。二重の意味をもつ。
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- 倭夷秩序…日本の国家国土取り込み悪
- 倭夷秩序は日本の国家国土取り込悪とする用語である。
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- 真命天子…国家国土取り込みした天子(国家長)
- 国家国土取り込みした天が天子(国家長、皇帝)の用語である。
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- 人類文明共同体…習近平が作った言葉で中華秩序・華夷秩序・中華思想と同義語
- 「人類文明共同体」は習近平が作った言葉で中華秩序、華夷秩序、中華思想と同義語である。
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- 第8 日本…根付かず
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- 根付かず←強者支配の要素
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- 根付かず←強者支配の要素
- 天命思想は強者支配の要素があるから日本には根付かなかった。
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- 易姓革命(一族強者支配の交代)×
- 天が天子(国家長)を任免の易姓革命〈一族強者支配の交代〉は根付かない。
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- 天命思想用語のみが残る
- 天命思想用語のみが残る(天下、天命)。
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18節6 道教…中国
- 第1 道教…集団状況対応(宗教同士)
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- 集団状況対応(宗教同士)
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- 集団状況対応(宗教同士)
- 中国の道教は多民族国家中国での集団状況対応(宗教同士)である(中華料理〈多民族の料理〉と同じ)。
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- 老荘思想と誤解されるが老荘思想だけではない
- 老荘思想と誤解されるが老荘思想だけではない。
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- 霊信仰・魔力信仰+不死信仰+人間神信仰+儒教・仏教
- 集団状況対応(宗教同士)する。霊信仰・魔力信仰が主体だが、天信仰、人間神信仰(三国志英雄を英雄神)、不死信仰(永遠生命信仰)、儒教、仏教が混合する。
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- 成果取得無制御(富取得めざす)
- 個人対立争い型から成果取得無制御である(富取得めざす→金儲け、地位取得めざす→政治ポスト)。
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- 個人存続無制御(生存めざす)
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- 個人存続無制御(生存めざす)
- 個人対立争い型から個人存続無制御である(自然災害〈干魃餓死・水害疫病死〉・戦争で人間の存続が困難→存続をはかる、健康で長生きを目的、長生命・出産、性交、病気治す→薬作る、倫理道徳×、これらを満たすものなら何でも取り入れる)。
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- 不老不死の仙人が理想
- 不老不死の仙人が理想とする。
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- 山岳思考…山の空気・自然の霊気吸い長生き
- 山の空気・自然の霊気吸い長生きの山岳信仰がある。
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- 霊信仰・魔力信仰・天体信仰・気信仰(陰陽説・理気学)の要素
- 霊信仰・魔力信仰・天体信仰・気信仰(陰陽説・理気学)の要素がある。
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- 老子荘子思想の要素
- 老子荘子思想の要素がある。
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18節7 道徳…日本
- 第1 道徳…日本の集団状況対応基準
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- 道徳…日本の集団状況対応基準
- 道徳は日本の集団状況対応基準である(修身、1890教育勅語、本来状況対応だから状況対応基準は内蔵)。
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- 宗教ではない…神は存在しない
- 重視から宗教ともいえるが、状況解明を信じるものではない。宗教かどうか疑問がある。状況対応基準重視だから神は存在しない。
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- 儒教の要素
- 明治国家長、官僚が儒教の要素を入れた道徳を制定した(教育勅語も儒教の要素)。
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18節8 神道…日本
- 第1 神道
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- 神道…重視・霊信仰・魔力信仰+自然神信仰・人間神信仰
- 日本の神道は、典型的な集団状況対応型の宗教である。当初の重視・霊信仰・魔力信仰を古神道、自然神信仰・人間神信仰を神道という。
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- 自然重視(崇拝)、美・清・新・若重視(崇拝)
- 当初は、自然重視(自然崇拝)、美・清・新・若崇拝である(穢れを除く→祓・禊、伊勢神宮の遷宮←新若崇拝)。
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- 霊信仰・魔力信仰
- 霊信仰・魔力信仰もある(神霊、先祖霊)。
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- 自然神信仰・人間神信仰
- 自然神信仰がでてきた。自然(山・川・森)が神となる(森に神社)。人間神信仰がでてきた(氏神)。
施設も設置した(玉垣〈飾る・囲う〉、神社〈建物〉←寺〈仏教〉の影響)。
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- 加持祈祷
- 祈願成就思考から加持祈祷(祈願)がある。
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- 変容…宗教状況対応型宗教の要素
- ときに宗教状況対応型宗教の要素が入る。平田神道・国家神道は理論体系化をはかった。明治維新の国家神道は一神論(天皇神)であった(キリスト教に対抗)。
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18節9 一時宗教状況対応
- 第1 一時宗教状況対応
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- 一時宗教状況対応
- 集団状況対応型、個人対立争い型も、宗教状況対応することがある。
原始時代は科学も未発達で人間が解明できないことが多い。例外的に宗教状況対応があった。
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- 宗教状況対応の範囲…宗教状況対応を限る
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- 宗教状況対応の範囲…宗教状況対応を限る
- 宗教状況対応を限る。
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- 限った間だけ宗教状況対応…時間範囲
- 限った間だけ宗教状況対応する。
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- 限った相手だけと宗教状況対応…人範囲
- 限った相手だけと宗教状況対応する。
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- 限ったことだけ宗教状況対応…対象範囲
- 限ったことだけ宗教状況対応する。
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- 宗教状況対応やめる
- 宗教状況対応をやめる。
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- 集団状況対応型
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- 霊信仰・魔力信仰
- 霊信仰・魔力信仰がある(呪術者〈魔力を操る者〉の決定を状況対応〈卑弥呼〉)。
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- 自然神・宇宙神・人間神信仰
- 自然神・宇宙神・人間神信仰がある(人間神信仰→太陽神であるファラオ)。
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- 必要なときだけ
- 必要なときだけ宗教状況対応する(困ったときの神頼み、冠婚葬祭のとき宗教の世話になるくらい)。高年齢になると関心を持つくらいである(死を意識、信仰は年齢で変化)。
都合の良いときだけ宗教状況対応する(困ったときの神頼み)。
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- 宗教状況対応の変更…宗旨替え
- 宗教状況対応を変更する(妻も結婚すれば夫の宗教に宗旨替え)。
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- 個人対立争い型
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- 天体信仰
- 天体信仰がある(中国、天が操作する状況〈天の原理〉を人間が受け入れるだけ、天の支持を受けた者が国家長となり〈天子〉支持を失うと失脚する)。
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- 仏教
- 仏教が流入する(自然作動する状況〈原理〉を人間が受け入れるだけ)。
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18節10 宗教状況対応型宗教状況対応を取り入れ
- 第1 集団状況対応型は宗教状況対応型宗教を取り入れできるか
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- 神決定状況対応型・神操作状況対応受入型×←神は強者支配の要素
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- 神決定状況対応型・神操作状況対応受入型×←神は強者支配の要素
- 強者支配の要素(神は理想の強者)のある神決定状況対応型(ユダヤ教・イスラム教)、神操作状況受入型(キリスト教)は取り入れできない。
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- 神決定状況対応型×←神は強者支配の要素
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- 神決定状況対応×←神は強者支配の要素
- 神決定状況対応型は強者支配の要素があるから取り入れできない。
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- 神の決定×
- 神の決定はない(神の制裁×→宣教師の「地獄から逃れる道はない」を日本人は理解しない、「転落した天使を神はなぜ防げなかったのか」と宣教師に質問)。
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- 神操作状況受入型×←神は強者支配の要素
- 神操作状況受入型は強者支配の要素があるから取り入れできない。
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- 自然作動状況受入型(仏教)○←強者支配の要素×・自然と状況対応
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- 自然作動状況受入型(仏教)○←強者支配の要素×
- 強者支配の要素がない自然作動状況受入型(仏教)を取り入れできる。
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- 自然作動状況受入型(仏教)○←自然と状況対応
- 自然とともに状況対応するから自然作動状況受入型(仏教)を取り入れできる。
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- 日本は自然作動状況受入型(仏教)を取り入れ
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- 日本は自然作動状況受入型(仏教)を取り入れ
- 日本は自然作動状況受入型(仏教)を取り入れた。
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- 国家長が取り入れ
- 国家長が取り入れた(朝廷・貴族が取り入れ、寺建立、国家が保護→鎮護国家、官僧、学問研鑽、高度な仏教理論、奈良仏教)。
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- 国民が取り入れ
- 国民が取り入れた。
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- 第2 個人対立争い型は宗教状況対応型宗教を取り入れできるか
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- 神決定状況対応型・神操作状況対応受入型○←障害ない
- 強者支配の要素(神は理想の強者)は障害とならないから神決定状況対応型(ユダヤ教・イスラム教)、神操作状況受入型(キリスト教)は取り入れできる(中国→キリスト教→洪秀全の太平天国、共産中国→キリスト教)。
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- 自然作動状況受入型(仏教)○←障害ない
- 自然作動状況受入型(仏教)は障害とるものがないから取り入れできる(仏教流布)。
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18節11 宗教状況対応力養成×…集約高度化×
- 第1 宗教状況対応力養成×…集約高度化×
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- 宗教の集約化×
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- 布教×…人間集約×
- 布教も不要である。
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- 教会×・寺×…人間集約×
- 教会・寺も不要である。
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- 経典×…宗教知識集約×
- 教典は不要である。
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- 宗教者×…宗教知識集約×
- 宗教者も不要である。
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- 神の原理×・神の決定×→理論×・状況対応基準×(宗教知識集約×)
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- 神の決定×→状況対応基準×
- 神の決定がないから状況対応基準範をもたない。簡単である。
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- 自然作動状況(原理)×・神の操作状況(神の原理)×→理論×
- 原理(自然作動状況、神操作状況)がないから理論をもたない(神は論じない、神は語らない)。
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- 宗教の高度化×
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- 神決定状況対応型の神×
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- 神決定状況対応型の神×
- 神決定状況対応型の神は存在しない。宇宙神・自然神・人間神は神決定状況対応型の神ではない。重視、霊信仰・魔力信仰、儒教・道徳には神が存在しない。
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- 神との契約状況対応×
- 神との契約・状況対応はない。
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- 自然作動状況×・神操作状況×…原理×・神の原理×
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- 自然作動状況×・神操作状況×…原理×・神の原理×
- 原理(自然作動する状況)、神の原理(神が操作する状況)も存在しない。
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- 原理解明×・原理と一体化×
- 原理解明・原理と一体化(悟り・帰依)はない。
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- 多神←重視の対象が神
- 重視の対象は何でも神とする。多神教となる(八百万の神、多神→地位上下化、つぎつぎ宗教が発生消滅する〈新興宗教〉)。神決定状況対応型の神ではない(人間と同等のこともある、神を制御できることもある)。
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- 誰でも参加←重視
- 重視(感謝)だけだから誰でも参加できる(神社参拝)。公行事もやりやすい(地鎮祭、靖国神社→戦死者重視)。
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18節12 多宗教状況対応
- 第1 多宗教状況対応
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- 重視・証明のない状況操作…多宗教状況対応
- 重視の対象となるものは何でも重視(崇拝)できる。証明のない状況操作は何でも信じることができる。多宗教状況対応となりうる。
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- 神信仰…多宗教状況対応(多神教)
- 宇宙神、自然神、人間神(状況操作し重視すべきもの)は信仰の対象となるものは何でも神となることができる。多宗教(多神教)となりうる。
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- 第2 宗教状況対応型の宗教…単一宗教状況対応
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- 神決定状況対応型・神操作状況受入型…単一宗教状況対応(一神教)
- 神決定状況対応型、神操作状況受入型は、強者支配(強者は一人)の要素があるから単一宗教状況対応(一神教)となる。
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- 自然作動状況受入型…多宗教状況対応
- 自然作動状況受入型は、強者支配の要素がないから多宗教状況対応(多神教)となりうる。
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18節13 混合型の宗教…バラモン教(インド)
個人対立争い型宗教の要素…集団状況対応(宗教同士)
- 第1 集団状況対応(宗教同士)←集団状況対応(民族同士)
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- 集団状況対応(民族同士)
- アーリア民族がインドの国家国土取り込みしたが原住多民族とともに農耕を開始したから集団状況対応(民族同士)となった。
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- 集団状況対応(宗教同士)←集団状況対応(民族同士)
- 集団状況対応(民族同士)から宗教も集団状況対応(宗教同士)となった(バラモン教)。
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- 個人対立争い型・集団状況対応の宗教の要素
- 個人対立争い型・集団状況対応の宗教の要素がある。
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- 宗教状況対応型宗教の要素
- 宗教状況対応型の宗教の要素がある。
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- 第2 神
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- 多神教(ヒンドゥー教)←集団状況対応(神同士)←バラモン教と神信仰が融合
- バラモン教と神信仰(自然神・宇宙神・人間神信仰)が融合し、集団状況対応(神同士)となった(ヒンドゥー教)。多神教である(民族ごとに神がいる)。
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- 主神・副神←強民族支配
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- 主神・副神←強民族支配
- 強民族支配から主神(強民族の神)、副神(弱民族の神)がいる。
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- 主神…ブラフマー(バラモン)
- ブラフマー(バラモン)の神(創造神)を主神とする。
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個人対立争い型宗教の要素…再生信仰
- 第1 再生信仰…個人対立争い型・集団状況対応型の宗教+宗教状況対応の宗教
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- 再生信仰の要素…転生・輪廻
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- 再生信仰の要素…転生・輪廻
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- 転生
- 「転生」の思想(古代インド哲学)がある。転生の思想はカースト制度と一体不可分となった。
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- 輪廻…人間は「前世」「現世」「来世」と何度も生まれ変わる
- 転生の思想は、人間は「前世」「現世」「来世」と何度も生まれ変わるとする(輪廻〈再生信仰〉)。
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- 現世(現実世界)での地位は前世の行ない(状況対応)によるもので変更できない…因果論
- 現世(現実世界)での地位は前世の行ない(状況対応)によるもので変更できない(因果論)。
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- 現世で善行(努力=状況対応)→来世での幸福な生活(成果取得)が保障(救済)
- 現世で善行(努力=状況対応)をすれば来世での幸福な生活(成果取得)が保障(救済)される(再生先世界→天上界・地獄界)。
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- 自然作動状況受入型の要素…自然作動状況と一体化・宇宙・自然と一体化
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- 自然作動状況受入型の要素
- 転生思想に自然作動状況受入型の要素が入った。
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- 生のなかでさらに善行をつんで何代か先で無限の輪廻の連鎖から逃れる
- 転生のなかでさらに善行をつんで何代か先で無限の輪廻の連鎖から逃れる(生は苦〈生苦論〉→生〈転生=永遠生命〉からの離脱→死?)。
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- 宇宙・自然と一体化
- 宇宙・自然と一体化できるとした(帰依→解脱)。
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神操作状況受入型の要素
- 第1 神操作状況受入型の要素
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- アーリア民族の強民族支配→アーリア民族神が原住多民族神を強者支配
- 紀元前10世紀にアーリア民族がインドを国家国土取り込み(侵入)し強民族支配した。
アーリア民族の強民族支配からアーリア民族神が原住多民族神を強者支配した(主神・副神)。
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- 神操作状況受入型…主神が操作する状況を原住多民族が受け入れるだけ
- 主神が操作する状況を原住多民族が受け入れるだけとなる。神操作状況受入型である(主神が宇宙・自然・人間を創造破壊・状況左右)。
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- 第2 主神が操作する状況がある…アーリア人強民族支配
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- 主神が操作する状況がある…アーリア人強民族支配
- 主神が操作する状況とはアーリア人強民族支配である。
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- アーリア人強民族支配…強民族支配・民族地位上下
- 強民族支配(アーリア民族帝国)、民族地位上下(カースト制度)である。
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- 第3 主神が操作する状況を受け入れるだけ
- 神が操作する状況を人間が受け入れるだけとなる。
- 第4 状況対応しない←主神が操作する状況を受け入れるだけ
- 神が操作する状況を人間が受け入れるだけであるから人間は状況対応しなくなる。
- 第5 神操作状況解明←主神操作状況受入
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- 神操作状況解明←主神操作状況受入
- 主神操作状況を受け入れるから、主神操作状況(神の原理、状況の根本法則)を解明しようとする(研究)。
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- 主神操作状況…強民族支配・民族地位上下
- 主神操作状況は強民族支配(アーリア民族帝国)、民族地位上下(カースト制度)である。
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- 第6 主神操作状況と一体化←主神操作状況受入
- 主神操作状況を受け入れるから、主神操作状況と一体化しようとする(宇宙の本質〈ブラーフマン〉と人間〈アートマン〉の本質は一体→宇宙と人間を一致させる、ウバニシャッド哲学)。
- 第7 人間は状況操作できない←主神状況操作
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- 人間は状況操作できない←主神状況操作
- 主神が状況操作をする。人間は状況操作できないとする。
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- 人間弱←人間は状況操作できない
- 人間は状況操作できない弱い存在とする。
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- 人間状況固定←人間は状況操作できない
- 人間状況は人間が状況操作できないものとする(現実世界を改革することができない)。アーリア人強民族支配の固定したものとする。
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- 第8 現実世界×←状況対応しない
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- 現実世界逃避
- 現実世界逃避となることがある。
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- 現実世界離脱…結婚×・職業×・財産執着×
- 現実世界(集団・社会・国家)から離脱することもある。
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- 第9 精神世界に←神操作状況解明・神操作状況と一体化
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- 精神世界に←神操作状況解明・神操作状況と一体化
- 神操作状況解明、神操作状況と一体化から精神世界に入る(精神世界志向)。
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- 精神平穏確保…精神世界めざす
- 精神平穏を確保する。
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- 第10 成果取得保障×(運命論)←アーリア強民族支配
- 強民族支配、民族地位上下から、上位民族は成果取得できるが下位民族は成果取得できない。成果取得は保障されない。運命論となる。人間に深い諦観(あきらめ)をもたらした。
- 第11 状況対応力…低下
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- 状況対応しない・強民族支配・民族地位上下→状況対応制御
- 状況対応しない、アーリア人強民族支配、地位上下(カースト制度)は、状況対応制御する。
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- 状況対応力低下
- 状況対応力を低下させた。歴史を衰退させた。
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特定民族宗教
- 第1 特定民族宗教…宗教状況対応の拡大(布教)×
- バラモン教はインド固有の民族宗教である。布教もされない。
神が関係設定
- 第1 神が関係設定
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- 強民族支配・民族地位上下
- 主神が強民族支配(アーリア民族帝国)、民族地位上下(カースト制度)を関係設定した。
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変容
- 第1 変容…自然作動状況受入型の発生(仏教・ジャイナ教)
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- 自然作動状況受入型
- 自然作動状況受入型の仏教・ジャイナ教が発生した。生産役務発展からおきた(農耕集約化・手工業おきる・流通業集約化→生産役務状況解明→理論思考、取引業者〈商人〉中心)。
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- 開祖者
- 自然作動状況を解明し自然作動状況と一体化した修行者が開祖者である。
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- 第2 変容…ヒンドゥー教(インド教)の発生
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- 自然神・宇宙神・人間神信仰(集団状況対応型の宗教)と融合
- 土着の自然神・宇宙神・人間神信仰(集団状況対応型の宗教)と融合した(紀元前6~4世紀)。
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- 教典・偶像・教会・司祭者
- 自然神・宇宙神・人間神信仰から、教典・偶像・教会・司祭者の介在がある。偶像だらけである(人間神・自然神)。
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