Web版「歴史の流れ」民族の力と型

1節 生産役務状況対応の発生

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1節 生産役務状況対応の発生

農耕牧畜の発生

第1 農耕の発生
  1. 温暖気候+湿潤地質→農耕発生
    1. 温暖気候+湿潤地質→農耕発生
      温暖気候、湿潤地質(肥沃地質)であると農耕が発生する。
    2. 温暖気候+湿潤地質→栽培可能植物多い→農耕発生
      温暖気候、湿潤地質(肥沃地質)であると栽培可能な植物が多いことも農耕発生の一因である。
  2. 農耕発生地…気候温暖+肥沃地質
    1. 農耕発生地…気候温暖+肥沃地質
      農耕が発生したのは気候が温暖で、湿潤地質(肥沃地質、河川氾濫肥沃土・飛来肥沃土〈黄土〉→肥料不要)があり、そして栽培可能な植物の存在する地域であった。
    2. 四大文明地…エジプト・メソポタミア・インド・中国
      エジプト、メソポタミア、インド、中国の四大文明の発生地である。
第2 牧畜の発生
  1. 飼育可能動物+栽培可能植物→牧畜発生
    飼育可能な動物と栽培可能植物があると牧畜が発生する。
  2. 発生地…西アジアから東地中海
    西アジアから東地中海で発生した(イラン西南部・アナトリア高原南部・地中海)。
  3. 生産量は農耕ほどではない
    1. 生産量は農耕ほどではない
      生産量は農耕ほどではない
    2. 生命養成・人口増加、民族・国家の発生・発展も農耕ほどではない
      生命養成・人口増加、民族・国家の発生・発展も農耕ほどではない。
第3 生産役務で成果取得の発生←農耕牧畜の発生
  1. 生産役務で成果取得の発生
    農耕牧畜での発生は生産役務で成果取得の発生である。
  2. 生産役務状況対応発生
    生産役務状況対応が発生した。
  3. 農耕牧畜(生産)の発生←狩猟採取(拾得)
    狩猟採取(拾得)から農耕牧畜(生産)の生活にはいった。
  4. 拾得(受動消極)から生産(能動積極)
    拾得(受動消極)から生産(能動積極)にはいった。

役務業の発生

第1 役務業の発生←農耕牧畜
  1. 余剰生産物←農耕牧畜
    農耕牧畜(生産)は自給自足に必要な以上の食料をもたらす。余剰生産物である。
  2. 余剰人員←余剰生産物
    1. 農耕牧畜(生産)は自給自足に必要な以上の食料をもたらす。余剰生産物である。
      1. 余剰食料←余剰生産物
        農耕牧畜(生産)は、余剰食糧をもたらす。
      2. 余剰人員←余剰食糧
        余剰食糧がもたらされると農耕牧畜以外を職業とする(副業、専業)。余剰人員の発生である。
      3. 農耕の余剰人員が牧畜・牧畜の余剰人員が農耕←余剰人員
        農耕では牧畜、牧畜では農耕も余剰人員の職業である。農耕では乾燥地で余剰人員が牧畜をする。牧畜では余剰人員がオアシスで農耕する
  3. 取引業・工業・役務業の発生←余剰人員
    1. 取引業・工業・役務業の発生←余剰人員
      余剰人員が取引業(商人)、工業(職人)、役務業(サービス業)をする。
    2. 取引業の発生→自給自足から商品購入へ
      余剰生産物を商品として外部に売り渡す。つまり取引業(商業)が発生した。
      人間が必要とするものを、みずから生産するのではなく(自給自足→当初は衣食住も)、商品として購入することとなった。
    3. 流通業(取引+運送)の発生→取引拡大
      取引と運送で取引が拡大した。流通業(取引+運送業)が発生した。
    4. 工業の発生
      職人により工業が発生した。
    5. 役務業(サービス業)の発生
      1. 役務業(サービス業)の発生…使用人・土木業・運送業
        役務業(サービス業、無体の商品提供)が発生した(使用人〈召使・下男・料理人・運転手・庭師〉運送業、建築土木業、食事業、医療業、修理業、情報役務業、娯楽業)。
      2. 役務提供と代金交換…取引業でもある
        役務提供者の役務提供と役務受領者の代金を交換するから取引業でもある。

資金業の発生

第1 資金業の発生←資金必要←生産役務集約高度化
  1. 資金業の発生←資金必要←生産役務集約高度化
    生産役務が集約高度化すると資金が必要となり資金業が発生する。
  2. 資金賃貸・資金提供・価格変動商品保有
    資金賃貸(銀行)、資金提供(投資)、価格変動商品保有(金融商品)がある。

生産役務者

第1 生産役務者…個人生産役務者・生産役務集団
  1. 個人生産役務者…個人状況対応
    個人生産役務者がいる
  2. 生産役務集団…集団状況対応→多人数で状況対応するから多くの富が取得
    生産役務集団がある(集団状況対応は多人数で状況対応するから多くの富が取得できる)。
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